みちびきの宮
花傘巡行には疫病で亡くなった方々への弔いも込められているため、当地の常明寺から始まります。
花傘の巡行順を決める「籤取り式」は総代、宮組長とも伝統の装束を身につけて厳かに執り行われています。そして災厄を打ち払う「剣先鉾」、疫病を祓い除ける「扇鉾」、花の精にあおられて陽気の中に飛散する悪疫を風流傘「花傘鉾」に宿らせながら、各組から奉納される14基の花傘も加わり、東海道を華やかに白川神社へと巡行します。
*「花傘鉾」の傘の中に入ると、災いを祓い、厄を除き皆様方のお願いを【みちびき】叶えてくださると言われています。*